石井建設工務店

2019.08.08

デッキ材の加工

本日はデッキ材の加工などを作業場にて行っていました。

 

 

 

材木屋さんが良い材料を入れてくれました。

食べ物と同じように同じ材種、色、形状が同じでも材木や材料にも

目利き的な事がありますね。

これでも中には使えそうになくはじいてしまう物などがたまに出るので

極力反りや曲がりが無い物を選んで現場に使います。

 

ホームセンターなどで売っている材料は比較的安いが、反りかえって

しまっているのが多くてDIYなどでは良いかもしれませんが、実現場

は使えません。綺麗にまっすぐ切ったのに組み立てると寸法が合わなかった?

など記憶にございませんか?

 

 

 

枚数があるのでなるべく現場に使う寸法にカットして運搬します。

 

 

そして防腐材を塗布します。

 

 

 

定期的にメンテナンスさえすれば木は長持ち致します。

木目の表情が出るオイルステインがお勧めです。

 

木は湿気を逃がしてあげるのが良いので塗膜を形成してしまう物のよくあるペンキなどは

オイルステインよりは初期メンテ周期は長いですが一度紫外線等により塗膜がパリッとしてしまうとそこから水

が侵入して、湿気がぬけなくなってしまい広がり、廻りの塗膜の層を押し上げてしまい別の部分も

バリバリになるといったよく目にする光景がこれですね。

 

 

皆さん、木製の桟橋の足は水にずっとついているのに腐らないのは不思議だなと

思った事はありませんか?

水中では空気が十分ではないので菌が繁殖しないのでだいぶ長持ちするのです。

 

 

 

 

 

もうこの時の作業場内の気温は秘密ですけど…

汗だくだくで、真夏の体育館での部活練習を思い出したという…

逆に炎天下とは違う暑さです。

 

 

番外編

 

鉋=かんな 大工道具の一つですが。木材の表面を削って厚みを調整したり、仕上に使ったり

する道具ですが。こちらも良くテレビなどで薄く削る選手権みたいなたまにありますよね?

これ昔はすごく大事だったようで、薄く削ると、実は水分を弾くんです。逆に少し荒いと木の繊維の

組織が崩れてしまい水の弾き方がすごく変わるんです。

昔からある神社仏閣の建物などは外にも柱が見えているような構造になっているのをみますね。

塗料がない時代に高温多湿な日本で、昔の人の技術があったから現在でもこのような建物は長く保たれているようです。

 

 

 

 

 

 

 

松戸で工務店を営む三代目

 

 

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