昨日は夕方に近所で火災があり、ニュースにもなっていましたね。

私にすぐに分団の火災連絡があり、外に出た瞬間にもう黒煙と匂いの状態で有事だと判断できました。

距離が離れた駅の方まで匂いがしたみたいですね。

火災場所付近の道路などが狭く連続してあり大型の消防車両がすぐ近くまで入れないので現場までホースを伸ばしたり

分団の小型ポンプも稼動させ放水作業などを行いました。

前線で放水していると焼けた屋根や木材が私のすぐ目の前に落ちてきたりとひやっとするシーンもありました。

鎮火確認が取れたのは5時間後くらいでして、その後に完全に鎮火確認が取れても残り火がある可能性があるので

消防団員などで見張ります。

家についたのは日付けが変わり、深夜になっていました。

両隣のお宅、道路から離れた家も延焼により屋根や樋なども溶けてしまっていました。

大きな怪我人や負傷者がいなかったので安心しました。

建築でいう道路のセットバックなどは緊急車両やその他の事も見越しているのですが、４ｍの幅員でも現場状況や

火災状況により困難な現場があるなと思う所もございます。

それにより放水作業まで時間が掛かってしまう事がありますが、消防隊員さん、私達も全力でやっていますので

御理解下さい。

火の元には注意しましょう。